ついに包茎手術当日を迎えた。
セックスとマスターベーションはしばらく出来なくなるため、3日前に済ませておいた。
これで心置きなく挑める。
お昼過ぎ、緊張しながら池袋のクリニックへ向かい、クリニックにつながるエレベーターに乗り込む。
そしてついにクリニックの扉を開ける。
手術当日、決断の日
受付で予約を入れている旨を伝える。
受付の人「〇〇さんですね。問診票お渡しするので記入終わったら教えてください。」
簡単な問診票に記入を済ませ、名前が呼ばれるまで待つ。
覚悟を決めてきたので緊張はそこまでない。
診察が始まる
看護師「〇〇さん、2番の診察室にお入りください。」
名前が呼ばれ診察室へ移動する。
医師に挨拶をする。
医師「じゃあ早速見せてもらっていいかな?下下ろしてくれる?」
立ち上がりパンツを下ろす。
医師「じゃあちょっと引っ張ったりして皮の状態を診てみるね。」
驚いた、アソコをを思いきり下方面に伸ばされたのだ。
俺「いてて…」
医師「あぁ、ごめんね。こうやって伸ばした長さとアソコが勃起した長さが一緒なんだよ。だからこれでどのくらい皮を切除すればいいか確認するから我慢してね。」
なるほど、そんな方法で勃起時の長さがわかるのかと妙に感心した。
医師「うん、多少仮性包茎気味ではあるね。竿の途中のところも少し狭窄(狭く)なってるところもあるかな。あと皮の余りがそこまで多くないから亀頭直下よりややお腹側で切除しないと勃起時に皮の余りが無くなる恐れがあるかな。」
俺「そうですか、それなら仕方ないので先生にお任せします。」
医師「わかりました、じゃあまたお名前呼ぶので待合室でお待ちください。」
院長先生からの説明
しばらく待合室で待っていた。
看護師「〇〇さん、こちらのお部屋にお入りください。」
通されたのは院長先生専用?の診察室みたいな部屋だった。
院長「こんにちは、院長の〇〇です。よろしくお願いします。」
俺「よろしくお願いします。(あれ、さっきの医師は診察だけする人だったのかな?)」
院長先生から今回の包茎手術について一通り説明を受ける。
現在の俺のアソコの状態、皮の余りが少し足りないため亀頭直下から数ミリお腹側での切除になること、手術の不安、料金、術後の過ごし方など全て説明してくれた。
そして手術の承諾書にサインをする。実際の写真がこれだ↓

院長先生「ここまでで何か不安とか質問とかある?」
俺「あの、麻酔が実は怖いんですが、結構痛いですか?」
院長先生「麻酔ね。亀頭直下1周とペニスの真ん中辺りも1周グルッと注射で打つけど、歯医者さんで使う麻酔と同じでなるべく痛くしないように打つから安心してね。」
俺「そうですか、でもちょっと怖いですね…」
院長先生「大丈夫だよ。ついこの前なんだけど高校生の患者さんが来て包茎手術していったんだけど全然平気だったよ。きっと想像してるよりも大丈夫だと思うから安心してね。」
俺「わかりました。今日決意して来たのでお願いします。」
院長先生「わかりました、じゃあ手術の前なんだけど血液検査しないといけないから済ませちゃおうか」
看護師さんが入って来て採血を行う。
そして結果がでる。
院長先生「うん、どの項目も以上なしだね。一応説明しとくと梅毒、HIV、糖尿病の数値が出ると包茎手術は受けられないんだ。でも俺さんは全部正常値だから大丈夫。」
へぇ〜そんなルールがあったのか、と新しい知識を得ることができた。
そして手術後に飲む薬や手術後の過ごし方など注意事項が書かれた書類など一式をいただく。実際の写真がこれだ↓


そして説明を一通り終えた先生が僕に言った。
院長先生「じゃあ手術室に案内するから頑張ろうか。」
俺「はい、お願いします。」
ついに包茎手術が始まる
手術室に通され部屋全体を見渡す。
テレビドラマでよく見る手術台が1つ。薬品っぽいものも色々置かれている。
手術室はとりわけ大きくなく、12畳ほどの広さでこじんまりしていた。
看護師の方が入ってきて手術の説明をしてくれる。
看護師「じゃあ下を全部脱いでもらって、手術台に仰向けに寝てね。」
ちなみにこの看護師だが若い女性ではない。推定50代の男性看護師だ。これを読んでワクワクしてた同志がいたら期待を裏切ってしまってすまない。
だがこの看護師のおかげで俺の手術への不安が軽減されることになる。
仰向けに寝て下半身を丸出しにしている俺を見て看護師は言った。
看護師「あ、下の毛剃ってあるんだね。これなら先生も手術しやすいよ。ありがとうね。」
俺は普段から毛を剃ってパイチンにしているが、これが功を奏したようだ。
看護師「じゃあこれから先生が来るまでに消毒を2種類するよ。暖かいのと冷たいのをそれぞれ塗るからね。」
消毒液でヒタヒタにした大きめのコットンらしきもので、かなり多めに消毒液を塗られる。
普段ならアソコをそんな液体でサワサワされたらムクムクしてしまうが、手術への緊張があるためピクリともしない。むしろしぼんでいるまである。
ケツの下に水たまりが出来ているように感じるくらい消毒液を塗られたが、きっと下の布が吸い取ってくれているだろう。と色々考えていたら看護師が言う。
看護師「そろそろ先生来ると思うから待っててね。」
さて、いよいよ始まる。俺の包茎手術。
このアソコとは今日でお別れか。と思いを馳せる。
そして手術担当医師が入って来た。
俺「(あ、診察してくれた医師が手術してくれるのか。院長先生じゃないんだな。)」
医師「じゃあ始めましょうか、お願いします。」
手術開始だ。
包茎手術スタート
ついに始まる。
医師が切除する皮にペンで印をつけていく。
印をつけ終わったら次に俺が不安にしていた麻酔を打つ。
ここで看護師からフォローが入る。
看護師「これから麻酔打つからね、リラックスしててね。」
言葉を掛けてもらえるだけで凄く不安が取り除かれた。
まずは亀頭直下を一周ぐるっと打っていく。
俺「(あれ?思ったより痛くないな?少しチクっとする程度か。)」
案外痛くない麻酔に少し余裕が出て来た。
看護師「いま亀頭の麻酔終わったから次は少しお腹側のところに一周打っていくからね。」
なんだか痛い。いや痛い。痛い。
亀頭直下よりもお腹側のところに打たれる麻酔の方が全然痛い。
一周打たれるころには少し冷や汗が出るくらい痛かったのを今でも覚えている。
看護師「よく頑張ったね、じゃあ麻酔が効くまで少し待つからそのまま楽にしててね。」
俺「はい。(看護師の励ましが無かったらきつかったな…)」
少し時間が経ち看護師に尋ねられる。
看護師「いま何してるかわかるかな?」
俺「う〜ん、なんか触られているような感触があるくらいですね。」
看護師「こうされるとどんな感じかな?」
俺「何されているかはわからないけど、触られているってことはわかりますね。」
そうしている間に「カチカチカチカチ」とアソコに何かを照射されている感触と音が聞こえて来た。
俺「(なんの音だろう?)」
後に分かったが、これは出血を抑えるために切開したところをレーザーで焼いている音だった。
つまり、皮を切除されている時の感覚はまったくなく、いつの間にか手術は終わりの段階になっていたのだ。
そしてまたアソコに新しい感覚がくる。何か少し引っ張られているようだ。
これは縫られている。そうだ、切除して出血を抑えるために焼いた皮膚を縫い合わせているんだ。
針が皮膚を通る感覚なんてまったくなく、糸を通して引っ張られているときの感覚が少しあるだけで痛みはこれっぽっちもなかった。
そして医師が口を開ける。
医師「はい、終わりですね。お疲れ様でした。」
俺「(え?早いな。)」
時計を確認すると手術から20〜30分ほどで完了していた。
包茎手術って意外に時間かからないであっさり終わるんだな、とそんなことを考えていたら看護師がこちらに話しかけて来た。
看護師「手術終わったアソコ見てみる?」
終わったばかりの自分のアソコはさすがにグロかった。
血がついていたり、縫ったところが生々しくいかにも「手術しました感」がでている。
しっかり見せてもらっていかにも痛そうな見た目だが、麻酔が効いているため痛みはゼロ、まったくない。
看護師「じゃあ手術はこれで終わりだから、着替えてそのまま帰宅して大丈夫だよ。頑張ったね。」
そして着替えを行い手術室を後にする。
ホテルへ帰る
今回の包茎手術のために5泊予約していたホテルへ歩いて帰る。
徒歩15分ほど歩いて帰宅。途中でコンビニに寄って夕飯と明日の朝飯も調達しておく。
無事ホテルへチェックインを済ませ部屋にたどり着く。
あまり見てはいけないと分かっているが気になる。
パンツを下ろしてアソコをチェックしてみる。
グルグルに包帯で巻かれてちょこっと顔を出した亀頭が見える。
包帯に少し血が滲んでいるのも確認できた。
三日間は包帯を取ってはいけないと指示があったため、この日は頭だけ浴槽内に入れて洗い、体はタオルで拭いて就寝することに。
長い一日だった
やっと終えた手術当日。長い一日だった。
思い返すとあっという間だったけど、気疲れをした感じがする。
包茎手術を検討し、決意するまでは色々なクリニックのウェブサイトを見て口コミを漁ったりしていた。
だけど実際に手術をすると決めて当日を迎えるまでは本当にあっという間だった。
この包茎日記は、現在包茎手術を検討している同志たち。
そして包茎手術をして術後の不安を抱えている同志たちのためにずっと続けていく予定だ。
ひとりでも多くの男の不安を取り除けたら俺は嬉しい。
これにて包茎手術1日目、当日の日記は終わる。